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ベット通販のプロが教える!

連結ベッドの基本

連結ベッドの種類と選び方

連結ベッドとは、連結金具で2台のベッドを固定し、つなげて使用するベッドのことです。セミシングル~ダブルまでのサイズを組み合わせて連結ができ、広いスペースで眠ることができます。最大で280cmの幅にすることができるため、家族みんなで使うファミリーベッドとして人気が高いです。連結ベッドは固定して使用するため、フレームがずれにくく、小さなお子さまのいるご家庭でも安心してお使いいただけますよ。ベッドを離して使うこともでき、お子さまが成長した後のライフスタイルの変化にも柔軟に対応可能です。シングルベッドを2台や、シングルとダブルベッドを連結する使い方もできます。寝る人数と体格に合わせ、好きなサイズを組み合わせることができるのが、連結ベッド最大のメリットといえます。
他にも、シングル~ダブルサイズの寝具は種類が豊富なため、買い替えに困ることもありません。量販店・ネット通販などお好きなお店で購入ができますよ。

連結ベッドのデメリットは、移動に金具を外す必要があるという点です。お子さまが大きくなり、子ども部屋にベッドを移動しようというときや、寝室の模様替えをしたいときはまず金具を外さなければいけません。時間に余裕を持って作業を行うとよいでしょう。

連結ベッドを購入するなら、生活スタイルによってフレームの種類を選んでみましょう。「子どもが小さいうちは家族みんなで眠りたい」という人にはロータイプがおすすめです。ロータイプは、床からの高さが20cm以下の低いフレーム。お子さまがベッドから落下し、ケガをするリスクが軽減されます。レザーやファブリックタイプもおすすめです。フレームにクッションが入っており、硬すぎないため安心してお使いいただけますよ。
夫婦やカップルが2人でゆったりと眠りたい、という場合は脚付きタイプやすのこタイプがおすすめです。脚付きタイプはベッド下に隙間があるため、そうじがしやすく寝室を清潔に保つことが可能です。すのこタイプは通気性がよく、睡眠中でもマットレスの湿気を溜まりにくくしてくれます。
お部屋のスペースが狭いなら、収納付きタイプがよいでしょう。引き出しタイプはシーツやベッドパッドなどの寝具類、跳ね上げタイプならスーツケースなど大きなものが保管できます。空間が有効活用でき、部屋数の少ないお家でも収納を増やすことができますね。
ベッドのサイズは、2~3人なら200cm、4人~5人なら240~280cmの連結ベッドにすると十分な広さでお休みいただけます。

連結ベッドの間取り

連結ベッドの間取りは、使用するベッドサイズによっておすすめの広さが異なります。まずは、ベッドを置くお部屋の間取りをチェックしてみましょう。

そしてベッドの設置には、以下の点に注意してみてください。

  • 通路は60cmほど確保する
  • 他の家具の配置と大きさ
  • ドアやクローゼットの位置

シーツ交換やベッド下のそうじ、マットレスのローテーションなど、ベッドには定期的なメンテナンスが必要です。60cmほどの広さがあれば、問題なく作業ができますよ。
他にもベッドを設置する際、すでに置いている家具の使用に問題はないか、ベッドとぶつかならないか、通路は確保できるか、などを考慮する必要があります。
ドアとクローゼットの位置も重要です。扉の開閉時にベッドがぶつからないか、扉とベッドの間にスペースはあるか、忘れずにチェックをしてください。

それぞれの間取りで、連結ベッドにおすすめのサイズをご紹介します。

6畳

幅160~200cm(セミシングル×2・シングル×2・セミシングル×シングル)

6畳の間取りには、幅200cmまでの連結ベッドがおすすめです。200cmまでは中央に設置しても両側に十分なスペースが確保できます。それ以上の大きさは、圧迫感もあり通路の確保が難しくなってきます。

8畳

幅240cm(セミダブル×2、シングル×ダブル)

8畳には240cm幅までのサイズが設置できます。240cmにはセミダブル2台、シングル×ダブルサイズという組み合わせもあり、寝る人の体格・人数・生活スタイルに合わせて選ぶとよいでしょう。

10畳~

幅240cm~280cm(セミダブル×2、セミダブル×ダブル、ダブル×2)

10畳以上のお部屋であれば、ダブルベッド2台を連結する280cmの設置も可能です。家族4人で一緒に寝たい、というファミリーにおすすめです。

購入サイズが決まったら、搬入経路のチェックも忘れずに行いましょう。ダブルベッドの場合、フレームやマットレスのサイズが140cmと大きくなります。玄関・廊下・階段などスムーズに搬入できるか必ず確認をしてください。